このメルマガは、
現在インドに住む作者が、
「健康にあるには?」
というこの永遠のテーマを、
インド古代の伝統医学アユルヴェーダ
から智慧をさずかり、
みなさんにご紹介しようという
試みです。
自然と調和した生活をするための
ヒントを
隔週日曜に配信します。
          
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  『インド伝統医学に学ぶ、アユルヴェーダな生活』
                  ◇サンプル号◇

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        ---AYURVEDA---
   すべての美酒の中で アユルヴェーダは最高のもの

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◆五つの基本要素と人間 
(「AYURVEDA--The Science of Self Healing」より訳)

アユルヴェーダは、真理の賢者(見者)リシ達の、瞑想的
なマインドから発達したもので、数千年の間これらの英知
は、教師から弟子へと口頭で伝えられ、その後、旋律的な
サンスクリット語の詩の中で書き記されてきました。
アユルヴェーダ教典の多数が、長い年月に渡り失われてき
ましたが、アユルヴェーダの主要部分をしめる沢山の知識
は、失われずに済みました。

宇宙意識から生じるこの英知は、リシ達のハートの中に、
直感的に受け取られました。彼らは、宇宙意識とは五つの
基本原理または要素が表明されたエネルギー:「天空」
「空気」「火」「水」「地」であることを認知しました。
これら五つの要素の原理は、アユルヴェーダ科学の心臓部
分をなします。

リシ達は、世界のはじまりには、意識が不明瞭だった一段
階があったことを認知し、統合された意識の段階で、宇宙
の無音の音であるオームAUMの微妙な波動が感知されまし
た。
この波動から最初に現れた要素が「天空」です。
次にこの希薄な要素が動き始め、その微妙な運動はやがて
、天空の動的状態である「空気」を創り出しました。
空気が動くことにより摩擦を生み出し、この摩擦から熱が
生じました。熱エネルギーの微粒子は強烈な光へと結合し、
この光から「火」の要素が現れました。

こうして「天空」は「空気」を出現させ、のちに「火」と
なる同じ要素でした。火の熱を通り、希薄な要素は溶けて
液化し「水」の要素が現れ、さらに固形化して「地」の粒
子となりました。このようにして、「天空」は「空気」
「火」「水」「地」の四つの要素となりました。

「地」からハーブや穀物類のような植物界、そして人間も
含めた動物界のすべての有機物の主要部分が創造されまし
た。「地」にはまた、鉱物界を含めた無機物の物質も含ま
れます。このようにして、子宮である五つの要素から、す
べての物質が生まれました。

五つの基本要素は、すべての物質の中に存在します。
水を例にだせば、水の固形化した氷は「地」の原理の現れ
であり、氷の中にある潜在的な「火」である要素はそれを
液化し、「水」の原理を現しています。さらに最終的には
水蒸気に変わり、「空気」の原理が表現されます。その後、
水蒸気は消え去り、「天空」つまり「空間」になります。

このようにして、五つの基本要素「天空」「空気」「火」
「水」「地」は、一つの物質の中に共存し、宇宙のすべて
のものに、同時に居合わせています。こういうわけで、エ
ネルギーと物質は一つなのです。

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  なぁるほど。・・・
  この本を進めていく上で後ほどご紹介すること
  になりますが、アユルヴェーダの医者は、「脈診」
  といって、脈で患者の状態を判断するというもの
    があります。この脈の状態が

    ヴァタなら「蛇のようにウネウネ」
    ピッタなら「蛙のようにピョンピョン」
    カファなら「白鳥のようにスィースィー」

  だそうです。
  おもしろいですねぇ。
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         体の基本要素
       ヴァタ 「空気」「天空」
       ピッタ 「火」「水」
       カパ  「水」「地」

バランス状態にあれば健康になる。
もしバランスが崩れた場合、これらドーシャは極めて害
になる。

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◎食べ物と生の三つの質について◎

三つの質の異なる組み合わせは、すべての人のなかにあり、
性格の特徴すべてにわたり、責任があります。この中の一
つが優勢の場合、他の質を高めることにより、バランスを
とる必要があります。

最終的に人は、他のラジャスやタマスを、行動、特にヨガ
のような類のもので清めるべきですが、これらの質はまた、
私たちの食べる物により影響を受けます。
身体組織に刺激を与えることのない、純粋な働きをもつ果
物類や野菜類は、サットワ的な食べ物として分類されます。
玉ねぎやニンニクなどは、ラジャス的な食べ物、つまり刺
激興奮を促します。肉類はすべて、タマス的効果が高く、
すべての体質に有害であるとされています。

もしラジャス的気質の人が、ラジャス的食物、つまり刺激
の強い食べ物をとり続ければ、すぐにカッとなり、興奮し
やすくなります。タマス的気質の人がタマス的食事を維持
すれば、その人は怠惰になり、すべての類の病気に身をさ
らすことになります。
食物の効果は微妙なものですが、すべての食物は人の本質
に共鳴し、人間の一部になり、長い時間をかけて累積しま
す。そして、人間の性格だけでなく、その人間の周囲にま
で影響を及ぼします。このため、頭の中にはたくさんの事
柄が浮かび上がります----

栄養のための正しい食べ物の選択は?
食べ物に自然なスパイスは?
食べ物とスパイスの特質は?

それにも関わらず、これらの中には、ちょうど音楽や絵画
のように、個人の表現と創造性のための素晴らしい機会が
あります。ラーガが聴き手に、感情や色彩、効果を連想さ
せる特定の質に分類されているのと同じようにして、昔な
がらのインドの料理法は、料理人がアーティストになるこ
とをゆるし、そして日常食で他人をもてなすことで、人々
の品性と人生を改善することでしょう。

料理は一つのアートであり、また倫理的な生の部分でもあ
ります。ゆえに、食物は敬意と平安そして喜びとともに料
理され、愛と思いやりでもって、皆がもてなされるべきで
す。食べ物を受け取る時、私たちは尊敬と幸福、祈りでそ
れを行うべきです。

なぜなら、この地球上のどの生物も、食べ物と飲み物なし
には存在することができないのですから。
                     (「Ayurvedic Cooking」より訳)

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     生には三つのグナGuna(質)がある

    Sattwa     Rajas     Tamas
   (サットワ)   (ラジャス)   (タマス)

    純 粋     情 熱     惰 性  

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    クリシュナ神はアルジュナに言った:

   親愛なる私たちの食べ物は三つからなる
      これらの特徴をよくききなさい
   活力 エネルギー 精力 健康 喜びを促し
美味しい 淡白 しっかりして中身のある 心地よいもの
      これらは純粋さに必要なものだ
        情熱をうながす食べ物
苦味 酸味 塩辛い 激辛 刺激物 乾いて焼かれたもの
    これらは痛み 深い悲しみ 病気を生み出す
  古い 味のない 腐敗して悪臭を放つもの 食べ残し
           汚れたもの
       これらは惰性に必要なものだ

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◆身体からのメッセージ

急に白髪が増える
髪が細くなり抜け易くなる
頭皮が痛痒い
肌が荒れ易い

などは目に見えますので
気が付き易い、身体からのメッセージかと思います。

では、身体は何を
私に伝えようとしているのでしょうか?

身体の囁きに『本気』で耳傾けると、
殆どの痛みは、消えます。

ずっと長い間
身体の声を無視してきた
私の姿に気が付けば
もう大丈夫

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     ■■■ <<自然治癒法>> ■■■

先日、週刊いんどアユルヴェーダ新聞でも少し登場しまし
たが、今回から「Nature Cure」という、自然治癒法の本
から、健康な日常生活を送る上で役立ちそうな部分をご紹
介していきたいと思います。
まず、この「自然治癒法」とは、アユルヴェーダとは少し
違ったものですが、「自然に根ざした生の科学」という意
味ではアユルヴェーダと同じで、説得力があります。

初回の今回は、自然治癒のちょっとしたウンチクと、土の
持つ力をご紹介しましょう。

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◇◆自然治癒法について◆◇

自然治癒とは、自然の中で自由に手に入る原料を、合理的
に使用することを通し、病気の根源を取り除く事を目指す、
建設的な治療方法です。
これは単なる治癒体系ではなく、人間の体に内在する活力、
または包含されている自然の要素と調和する生の方法でも
あります。
自然治癒法は、生の科学とアートの完全なる革命です。
自然治癒法は、人間は自然の法則と調和して生きることで、
健康で丈夫でいることが出来る、という理解がベースとな
っています。

◇◆土の治癒力◆◇

土は、中世時代はもちろんのこと、古代においても、治療
の目的のために、広範囲にわたって使われてきました。現
代において、ドイツ生まれのルーテル教会の牧師であり、
「粘土牧師」というニックネームで呼ばれていたエマヌエ
ル・フェルクのたゆまぬ努力を通して、土は治癒作用のあ
る有益なものとして再び注目を浴びました。

フェルクは、土には人間の体に注目すべき効果を与える力
があり、特に夜間はそれが強いことを発見しました。これ
らの効果は、体を活気づけたり爽快にするものとして述べ
られています。フェルクは、傷や肌の病気に、粘土や湿ら
せた土を塗ることだけが本物の自然な包帯だと信じました。
体はこうして、作られたと仮定された成分により、改善さ
れるのです。

現代の自然治療法の創始者の一人であるアドルフ・ジャス
ト(1838-1936)によれば、すべての病気、特に今の世代
の重い神経疾患は、夜に土の上で眠るか横になるだけで、
彼らの恐怖感は消えると述べており、これは病気治療の慣
習となりました。アドルフによれば、地面の上で眠ること
により、体全体がそれまでの無気力状態から活気的エネル
ギーで呼び起こされ、このために古い病的なものや腸にあ
る糞便の塊を取り除く効果があり、さらに今まで思いもよ
らなかった新しい健康の感覚、活力、強さを受け取ること
ができるというのです。

アメリカインディアンは、土の治癒法を、とても重要であ
ると強調します。彼らは、葉やハーブが持つ治癒力は強く、
空気も強力だと信じますが、土の中では本当に、たいへん
強力だと信じています。
アメリカインディアンは、あらゆる類の病気の患者たちを
土の中に埋めるという習慣を持ち、患者を首まで土の中に
埋め放って置き、数時間してから土から出します。たいて
いの患者がこれで治癒されると信じています。おそらく体
は、それ自身で土の中から治癒力のあるミネラル分や磁気
を、自然に吸い込むのでしょう。

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    .......これを訳しながら、人間という
    ものは、母なる大地の子供なんだなぁ、
    と実感しました。自然の法則に逆らって
    病んでしまう人間たちを、大地が深く包
    み込んで毒を吸い取り、癒し、もとに戻
    してくれるんですねぇ。

    かあちゃん、ありがとよぉぉ。

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     『アユルヴェディック・レシピ』
             ヨギ・ティー Yogi Tea

材料:おろしショウガ 2さじ
   カルダモン 4粒
   クローブ 8粒
   シナモン 一本
   水 8カップ

これらをすべて火にかけ、半分の量になるまで煮詰めます。
冷ました後、約30mlのミルクを加えてできあがり。
デリシャス、デリシャ〜ス。

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sssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssss
**制作者のひとりごと**
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つい先日、学校帰りのインド人の女の子達に、自転車の後
ろをしっかりと捕まれ、サイクリングを妨害されました。
しょうがないなあ、と自転車を降り、その中の女の子一人
を乗せ、そのまま走った。曲がり角でそろそろ女の子を降
ろそうと自転車を止めようとしたら、その子はどこへ連れ
て行かれるのか怖くなったらしく、走っている最中に降り
ようとして転んだ。その勢いがこっちまできて、私もつい
でにコケた。膝が擦り切れて、血が出た。こんな風にコケ
て血を出すのも、子どもの時以来だなぁと、変に懐かしい
気分になった。
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発行者;むらかみみか
発行周期;隔週日曜日
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    三ヶ月継続購読の場合\1500(\500/月) 



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