アムラ■Emblic myrobalan(アムラ)資料
アユルヴェーダ薬学研究所が公開している、アムラの臨床研究
左写真は天火乾燥されたアムラの実。乾燥のため、実がはじけ、種子がこぼれてしまったあと。乾燥したあとも、成分の劣化が起こりにくく、長期保存がきくために、年を通していつでも利用できる。
ラテン語:Emblica officinalis Gaertn.とうだいぐさ科
サンスクリットではアマラキ、ヒンディー語ではアムラ、英語はEmblic myrobalan; ベンガル語アムラキ、タミル語でネリィ、日本語ではアマラと呼ばれている。
利用:乾燥した果実や、完熟の果実、種、葉、根、幹、花にいたるまで、ほとんどすべてが薬として利用されている。
アユルヴェーダ上の定義
ラサ(味覚):甘味、酸味、苦味、刺激味、渋味
適正ドーシャ:バータ、ピッタ、カパ
薬理学上の定義
果物、冷却、便秘薬、健胃薬、強壮剤、利尿薬
臨床研究
この果物は、ビタミンCがもっとも多い。生の果実100g中720mgものビタミンCが含有されている。これは同量のオレンジの20倍にあたる。アマラの果実は、壊血病の治療にもっとも効果があった。また、消化性潰瘍の治療、および、非潰瘍性消化不良にも効果がある。
ウサギの使用した実験結果によれば、統計的に,血清コレステロール・レベルの低減と動脈硬化の予防効果が確認された。
(インドでの)伝統的な使用方法
この果実は、体のどの部分の炎症、食欲不振症、便秘、、排尿困難、潰瘍性大腸炎、咳、痔、熱、血の解毒などために用いられてきた。細菌性下痢の場合は、アムラとレモンの汁で治療されうる。疲れ目などに点眼剤として用いられている。アムラはインドで有名なChyvanaprashにたくさん配合されているが、このChyvanaprashは、万人向けの心身の健康のための滋養強壮剤として利用されている。
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