MYROBALAN(アムラ)は、肝臓の働きを向上させる。MYROBALANの木の果実から採れる汁は、咳止めや黄疸、消化不良などの治療薬として(アユルヴェーダ伝承医学では)使用されている。もし、MYROBALAN(アムラ)の果実が、他のものと一緒に適量摂取されれば、あらゆる病気のすばらしい予防薬となる。体の抵抗力が向上するためだ。心臓系の疾患にも有効だし、MYROBALANを蜂蜜と一緒に毎朝飲むなら、滋養強壮になる。
MYROBALANにこのような強壮の作用があるのは、」これは何も現代に発見されたものではない。ヴェーダの時代、聖者チャヴァンが最初に発見し、MYROBALANの素晴らしさを伝えた。彼が調合のやり方を未来の人々のために残したのだ。チャバナプラサという強壮剤があるが、それは彼にちなんだ名前だ。
アユルヴェーダの治療薬に、「Triphala」という、非常に有名な薬があるが、その薬のなかで、重要な役割を果たしているのも、このMYROBALANだ。このTriphalaの薬は、抜け毛を止める作用がある。さらに、これを使用すれば、白髪にならない。
乾燥したMYROBALANの実の粉をココナッツ・オイルと混ぜ、それを1時間〜2時間、火にかける。冷ましたあと、ヘア・オイルとして使用する。あるいは、MYROBALANの実か、粉を一晩水に浸け置く。翌日、その水で髪の毛を洗うとよい。髪に潤いが出て、しなやかになる。また、フケが出にくくなる。
糖尿病の人には、このMYROBALANの果実から採れる汁と、Momordica charantia(にがうり)のジュースをミックスしたものを毎朝飲むと、膵臓腺が刺激されて適切な量のインシュリンが出るようになる。
MYROBALANの実を一晩水に浸けたもので、目を洗うと、目の疲れが素早く回復する。MYROBALANの汁を蜂蜜と混ぜたものを毎日飲めば、視力回復を助けるし、緑内障にもよい。
MYROBALANは、ヘナに混ぜて、髪染めにも使用される。
MYROBALANの効用は広範囲にわたり、そのため、インドでは、聖なる木として崇められている。
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